ディスクーーーーール!!

 先週精神病と神経症について触れました。冒頭にも少し書いたのですが、あの定義はやっぱりかなり古い話。少し齧った知識で調子に乗りました。以下の文章は後期ラカン論についての個人的な覚書です。興味を持った方は何かしら本を読んでみてください。私は、ここでの発言にあまり責任を取りたくない。
 さてディスクールです。後期ラカンの中心的なテーマらしいのですが、人の心的構造をS1,S2,a,Sの4要素を使って区分けしています。S1=シニフィアン:意味するもの。S2=シニフィエ:意味されたもの(知)。a:対象。S:主体。この4要素をもとに人を大きく4つ(大学人、主人、ヒステリー(科学)、思想家)に区分する。
 区分け方としては1|2→3|4っていう順番で構成される(4つのディスクール)。真理(1)によっ支えられた動員=agent(2)が、他者、対象(3)に働きかけ、結果生産物(4)を生むという構造。この時真理(1)と生産物(4)は分離されおり、両者を一致させることは不可能、というのが要点。
・大学人のディスクール~S1|S2→a|S:テクストに書かれた知(S2)をなんらかの権威(S1)によって支え、対象(a)を見て主体(S)(学生など)を生み出していく。資本主義は悪だというS1に支えられマルクスを持ってきて、学生や一般人に搾取について説き、資本主義批判の学生や一般人を生む。資本は悪、田舎暮らしは解決策だという大きな声に支えられ、地方における実情のうち都合の良いものを切りはりして、田舎幻想を吹聴し、「自分は自然や文化を守っているんだ」という地方の実情を見れない主体を生み出す。等々かな。

・主人のディスクール~S|S1→S2|a:主体(S)は阻害(S1→S2)の作用によって空いた穴を分離(→a)によって埋める。御免なさい、まだ享楽をちゃんと理解してない。

・ヒステリー(科学)のディスクールa|S→S1|S2:主体がagetとして意味(S1)を対象として、意味された世界(S2)を生み出す。この時意味された世界(S2)と現実の対象(a)は分離されている。例えば、複雑な世界(a)に対して、主体(S)は数値的に測れる意味するもの(S1)のみを対象として、意味された結果(S2)を得る。実際の世界(a)と意味された結果(S2)は根本的に乖離している。これは、数値解析をやってると嫌でも感じてしまう現実。

・分析家のディスクール S2|a→S|S1:分析家は分析主体(S)にとって、知(S2)に支えられた対象(a)として現れ、分析主体(S)に作用し、彼の意味するもの(S1)を暴く。

 

plan
長期:卒業、文化・国家論、土木、PC、
1ヶ月:修論発表用の内容がほぼ揃っている状態(FADE、time-fr+α)、urry、ラカン論、土質、web制作、MOS、セコカン、
~26 f-burgers実装?。土質15,16。con-pl。作物。php
~2  研究・未定、ブル国、水文学、土壌、sql
~9 修論内容ほぼ揃っている。再生産。セキュリティ。測量。excel自動化

今週:f-burgers作成、fr実装&考察、再認、土質~14。作物。wordpress。セコカン2
月 time-fr実装、土質11、再認~50、
火 再認~100、土質12前半、
水 再認~150、土質12後半、
木 一日バイト
金 一日バイト
土 再認~200、土質13、
日 再認fin、土質14、

 

do
13 整体、time-fr実装、土質11、再認~50、人みな読破、wpの本を借りた

14 time-fr実装、再認~100、チャリ

15 再認~150、先生と相談、チャリ、後輩と鍋
time-frは割と良さげな結果が出始めた。主人のディスクール分かった。意味するもの(S1)が行動主になってるんや。そいで意味されたものを対象にして、対象をうむ。この時自分は消されている。

16 再認~200、バイト

17 再認読破、留学生を郵便局へ連れていく、バイト
留学生を郵便局へ連れていくという、一円の儲けもない仕事をしてしまった。留学生の日本での生活の面倒はチューターと呼ばれる学生がアルバイトとしてやることになっている。私も昨年までその任についていたのだが、もう退任している。で、そのチューターを今は誰がやっているかというと、ドクターの留学生なのだ。こいつが日本語喋れたら良いのだが、日本語喋れないのにチューターやってるから、結局俺が働かされる。金は全部そいつに行く。ひどい話だ。

18 バイト、研究
consuming placesを借りにいく

19 バイト、研究、飲み

check
f-burgers結局作ってない。それよりも、frを軸に修論をまとめていくのもありかもしれないと思っている。
frの実装はやったが、これ式として間違ってね?とか思って思案中。結果としてはまぁ悪くないし、それはそれで修論かけそうだから良いんやけど。frの物理的な意味も考え始めた。多分時間方向の分数階性はデータのハースト指数に依存している可能性が高いし、fBMで水分移動が起きている前提で、fFPE的な位置づけとしてfrを評価するのが良いのではないかと考えている。
再認は読破した。
土質は12までしかできていない。
他は全然できていない。

 

action
恥ずかしい話、反省は毎度同じで、やれてないことが随分とある。やれてないものから1日を始めるのが正しいのだろうと思う。