課題とスタンスと研究

先週の日記書きかけのまま公開してなかった笑

 「自分の立ち位置を分かっていない」。研究しながらそう思う今日この頃。「その研究なんの役に立つの?」。この手の質問はしばしば議題に上がり、その都度基礎研究の重要性であったり、弊大学の大好きな”自由で変わった学問”の重要性が説かれたりするわけだ。今回の話はそこではない。私が言いたいのはあくまで一個人の立ち位置であり、私の研究が大事だとかそう言う話ではない。今やってる研究が近い将来役に立つとか立たないとかではなく、私はその研究をやってる人間として本来何を相手にしているのか見えていなかったし、それを相手にするだけの成長をしてこなかったと言う大いなる反省についてである。
 私の研究としては、学部の時は乾燥地灌漑の最適化、修士は土壌中の水分移動に関して。大極的に見ると私の研究は「乾燥地でも食っていきたい」と言う課題に応えるもののはず。その中で、水路や灌漑設備を設計・施工して、農地の排水処理をして最低限農業ができる環境を構築し、水の管理まで考える。これが私が取るべきスタンス。その中で、管理手法や水分移動の話が出てくる。研究してる人間としてかなり当たり前の話だが、この自分の立ち位置が全く見えてなかった。まぁ見えてなかった理由としては、研究内容がほぼほぼ数学の話になってたし、先生の興味も俺の興味もそっちにあったことかな。だから修士2回の秋でも、上記の設計施工、排水処理、管理計画作成、どれも対してできない人間でいる。このクソみたいな学生生活を例えると、チャリ強くなろうとしてパワー計算の方法ばかり調べてるみたいなクソダサい選手やな。
 文化論・国家論読んでるけど、そこもちゃんとスタンスをはっきりさせなあかんな。と言うより地域開発関係は、取らなきゃいけないスタンスが気に食わなくて悩んでたんやけどな。「生まれ育ってきた環境で生活したい」それが課題。その中で場所を見ない開発論も、浮ついた道徳論も、都会の人間の消費対象にされる結果も避けて通りたい。だから場所のシニフィアンを見るために文化論。場所の社会化を避けるために国家論・社会論かな。まぁここは考えどこやな。書いてて思ったけど、避ける対象はいっぱいあるけど、ゴールが見えてないのが何より良くない。

plan
長期:卒業。文化論・国家論。セコカン。土木。PC
今月:学会資料作成。述語、吉本。セコカン一次。土質
今週:ゼミと学会資料完成が目標。

 

do
15 整体、TA、ゼミ資料作成、読書

16 パワポ作成、読書

17 パワポ作成、ゼミ発表、論文、読書
担当教官からは流入項の追加と非線形(burgers方程式)の挑戦、非整数階ノルムの使用を言い渡された。まず流入項は難易度高すぎ笑。burgers方程式は論文見つけたのでそれを。非整数階ノルムはfractional sobolev空間からやらねばならない。

18 整体、学会資料作成、論読み、読書

19 学会資料作成、論読み、読書
学会資料を先生に提出添削待ち。述語性を読み切った。次は"ピエール・ブルデューの世界"を読みます。

20 バイト、学会資料修正、読書
前日の夜、横隔膜が痛すぎて寝れない事件。早朝バイト忙しいのに集中力0。

21 バイト、掃除、バイト、読書
午後のバイト13時からやと思ってたら14時。空いた時間で横隔膜をひたすらにマッサージし続けたらだいぶ楽になった。

 

check
研究と人文系以外の活動が皆無。まぁタイミング的に仕方ないっちゃぁ仕方ないんだが。